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デトロイト・メタル・シティ (2008) [映画 (~2008 鑑賞作品)]

 大ヒット爆笑デスメタルギャグ漫画の映画化というんで、かなり笑えるんじゃないかと期待していました。

オシャレなポップ音楽が大好きな心優しき青年が、何故か悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(DMC)のカリスマギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目になる悲劇(喜劇?)。

そうなんですね。主人公の松山ケンイチ演じる根岸宗一君が、自分の置かれた立場に右往左往する姿が、笑いを誘うんですね。そんな状況に、さらに彼が一方的に想いを寄せる加藤ローサちゃんが登場するんで、さらに七転八倒するハメになってしまって、笑いはどんどんエスカレートしていく。というのが映画化にあたっての狙いみたいです。

松山ケンイチくんの演じる"心優しき青年"は、どちらかというとステロタイプのカリカチュアライズされた喜劇の演技なんで、否が応でも喜劇映画としてしか、こちらの目に映りません。

あまり、共感を呼ぶという演技プランではないみたいです。そこをどう感じるかで、この作品の評価は分かれてしまうと思います。観客に「今日は笑うぞ」という心構えがないと、ちょっとつらいかもしれません。

で、私はというと、映画館の中では、一番笑っていたかも?、というスタンスで見てました。
もっと、みんな笑ってやってくれないと、松山ケンイチ君の立つ瀬がないじゃないですか!!

まあ、音楽業界をシニカルに描いている部分もあるし、宮崎美子演じる宗一君の母親の存在とか、喜劇としてだけではない部分もあります。特に実家に帰った宗一君が変身して「ヨハネ・クラウザーII世」として、実の母親と対面する数々のシーンはいいですね。

宗一君の私生活と、DMCとしての活躍のギャップを、映像としてハッキリ見せるために、意識的に宗一君のホンワカ、ノンビリした生活が強調されて描かれているんですが、そこがなんともあったかい感じで、いいです。

「ヨハネ・クラウザーII世」を「クラちゃん」と呼んで、普通の人間(?)として扱ってくれる宗一君のお母さんは、ホントいいお母さんです。宗一君は幸せなヤツだなあ、と思いました。

一つ残念だったのは、観た映画館の音量の低さでした。

一応、デスメタルロックとおしゃれなポップミュージックという、極端に差のある二つの音楽が、この映画では流れるんで、せめてデスメタルの時には、耳を劈くぐらいの大音響でガンガン音楽を鳴らしてくれなくちゃあね。そのソリッドで殺人的な音量こそがデスメタルの魅力の一つでもあるし、落差が際立てば立つほど、2つの音楽の"はざま"で、苦悩(ってより、振り回されてるだけかも)する主人公の滑稽さが、ストレートに伝わってくると思うんですけど。どうなんでしょう?


あっ、松雪泰子さんが、ぶっちぎれてて、とても良かったです。もっともっと、ぶっちぎれてもいいんじゃないかと個人的には思いましたが、彼女のイメージからすると、相当大胆な演技ですよね。

それと、ジーン・シモンズが出てるけど、もっとオーラがないとねぇ。ちょっと残念。

《2008.9.7 (10:27:04) 転載記事》
 
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