ご訪問をありがとうございます。
B級の胡散臭い香りが、ある意味、観る人を選んでしまっているような気がするけれど、やはり、その通りの映画だった。
さて、内容は、「タイムワープと異次元世界の可能性を信じるマーシャル博士だったが、学会で学説を馬鹿にされ、落ち目の一途を辿っていた。そんなとき、彼の学説を支持するケンブリッジ大学の才女ホリーが現れ、彼女の励ましのもとタイワープ装置を完成させるのだが……」、作品の大部分は、この装置を使って移動した、不思議な世界での、ハチャメチャ、オフザケな冒険がメインになっています。
で、B級と書くこと自体、私自身かなり、この作品を持ち上げているような後ろめたさを感じる。ぶっちゃけた話、C級でもD級でも、どうとでも呼んでという開き直り全開の作品だったりする。
お話は、SFちっくな何でもありの展開なんだけど、昔と違ってCG処理技術の目覚しい発達で、視覚的には本格ぽい仕上がりになってしまっている。
ここは残念ながらと、言うべきなのかは迷うけど、本気のCG処理を全うしてしまうと、作品のアイディンティティに関わる問題なので、製作者サイドも承知のうえで、そんなバカなという「手」を随所に鏤めて、作品のB級以上への変身を、阻止しようと頑張っているのが、この作品の見どころといえば見どころなんだよね。
私には気付かないパロディとかもいっぱい盛り込まれているとは思うけど、殆どわかっていないかも ^_^;
とにかく、ゆるいくだらなさを、笑える心が必要なのかもしれない。 純真なこころより、見るものすべてが?の、子供の頃の感覚でね。
まっ、全く頭を使わないで、おバカになって楽しめる作品なので、その点では限りなく期待通りだし、人間以外のキャラクター作りが、マヌケを前提としているので、作品の足を引っ張って、低いところでのバランスが絶妙に取れている感じがする。
どちらかといえば、往年の米国SFテレビドラマのパロディが根底になっているんだろうなあと思っていたら、実は1970年代の米国テレビドラマ「The land Of Lost」の映画化作品だった。
オリジナルは、YouTube にも動画があるんで確認できるんだけど、いかにも、テレビ的な特撮が時代の雰囲気とともにいい味を出しています。子供の頃見たら、印象に残るだろうし、謎の宇宙人・スリースタックとかには怖さも感じたでしょうね。
90年代にもテレビでのリメイクが存在するようなので、かなり親しまれたシリーズのようですね。調べてみると、フィギュアも存在するみたいだし、想像以上に愛されたカルトなテレビ・ショー (?) みたいです。
オリジナルは、真面目な(?) SF冒険ドラマって感じなので、映画化するには独特の宇宙人キャラを生かすため、コメディとして再生するしかないと考えたんでしょうね。
ウィル・フェレルが愛着を込めて、コメディ・アドヘンチャーSFに仕上げた作品というのが正解かもしれないと思います。
映画のほうは、突然、シールズ&クロフツの名曲「サマー・ブリーズ」が流れたりするのも、テレビドラマが作られた時代へのオマージュなんでしょうね。エンド・クレジットで流れる音楽も、「宇宙家族ロビンソン」や「タイムトンネル」なのかなって感じのフレーズが盛り込まれていて、かなり、くすぐられました。
たまには、こういう映画もいいですよ。昔、3本立てなんかで夏休みとかに観た「怪獣映画大会」とか「ホラー映画大会」に混ざって上映されていた、お目当てじゃないオマケみたいな映画ってのも。(^_-)-☆
こうして感想を書いてると、気持ちがあの時代にタイムスリップしていきます。タイトルさえ覚えてないけど、観たという感覚だけは残っている、オマケの映画たちの時代へ。
『マーシャル博士の恐竜ランド』
※ 130万アクセスにとどきました。(7/8 頃)
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
『マーシャル博士の恐竜ランド』 (2009) [映画 (2009 鑑賞作品)]
B級の胡散臭い香りが、ある意味、観る人を選んでしまっているような気がするけれど、やはり、その通りの映画だった。
さて、内容は、「タイムワープと異次元世界の可能性を信じるマーシャル博士だったが、学会で学説を馬鹿にされ、落ち目の一途を辿っていた。そんなとき、彼の学説を支持するケンブリッジ大学の才女ホリーが現れ、彼女の励ましのもとタイワープ装置を完成させるのだが……」、作品の大部分は、この装置を使って移動した、不思議な世界での、ハチャメチャ、オフザケな冒険がメインになっています。
で、B級と書くこと自体、私自身かなり、この作品を持ち上げているような後ろめたさを感じる。ぶっちゃけた話、C級でもD級でも、どうとでも呼んでという開き直り全開の作品だったりする。
お話は、SFちっくな何でもありの展開なんだけど、昔と違ってCG処理技術の目覚しい発達で、視覚的には本格ぽい仕上がりになってしまっている。
ここは残念ながらと、言うべきなのかは迷うけど、本気のCG処理を全うしてしまうと、作品のアイディンティティに関わる問題なので、製作者サイドも承知のうえで、そんなバカなという「手」を随所に鏤めて、作品のB級以上への変身を、阻止しようと頑張っているのが、この作品の見どころといえば見どころなんだよね。
私には気付かないパロディとかもいっぱい盛り込まれているとは思うけど、殆どわかっていないかも ^_^;
とにかく、ゆるいくだらなさを、笑える心が必要なのかもしれない。 純真なこころより、見るものすべてが?の、子供の頃の感覚でね。
まっ、全く頭を使わないで、おバカになって楽しめる作品なので、その点では限りなく期待通りだし、人間以外のキャラクター作りが、マヌケを前提としているので、作品の足を引っ張って、低いところでのバランスが絶妙に取れている感じがする。
どちらかといえば、往年の米国SFテレビドラマのパロディが根底になっているんだろうなあと思っていたら、実は1970年代の米国テレビドラマ「The land Of Lost」の映画化作品だった。
オリジナルは、YouTube にも動画があるんで確認できるんだけど、いかにも、テレビ的な特撮が時代の雰囲気とともにいい味を出しています。子供の頃見たら、印象に残るだろうし、謎の宇宙人・スリースタックとかには怖さも感じたでしょうね。
90年代にもテレビでのリメイクが存在するようなので、かなり親しまれたシリーズのようですね。調べてみると、フィギュアも存在するみたいだし、想像以上に愛されたカルトなテレビ・ショー (?) みたいです。
オリジナルは、真面目な(?) SF冒険ドラマって感じなので、映画化するには独特の宇宙人キャラを生かすため、コメディとして再生するしかないと考えたんでしょうね。
ウィル・フェレルが愛着を込めて、コメディ・アドヘンチャーSFに仕上げた作品というのが正解かもしれないと思います。
映画のほうは、突然、シールズ&クロフツの名曲「サマー・ブリーズ」が流れたりするのも、テレビドラマが作られた時代へのオマージュなんでしょうね。エンド・クレジットで流れる音楽も、「宇宙家族ロビンソン」や「タイムトンネル」なのかなって感じのフレーズが盛り込まれていて、かなり、くすぐられました。
たまには、こういう映画もいいですよ。昔、3本立てなんかで夏休みとかに観た「怪獣映画大会」とか「ホラー映画大会」に混ざって上映されていた、お目当てじゃないオマケみたいな映画ってのも。(^_-)-☆
こうして感想を書いてると、気持ちがあの時代にタイムスリップしていきます。タイトルさえ覚えてないけど、観たという感覚だけは残っている、オマケの映画たちの時代へ。
『マーシャル博士の恐竜ランド』
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
こんにちは^^
くだらないけど笑っちゃう・・・。
ウィル・フェレルのお得意の笑いって感じですね^^
by てくてく (2009-11-08 10:52)
こういうお馬鹿な作品は大好きです。
でも、真面目にお金をかけているのがアメリカのすごいところ。
逆に日本は、お金をかけずにちゃっちくて貧相がいいところ。
お馬鹿映画はファンが限られますよね。
要は、“くだらなさ”を認めているかどうかですよね。
僕は全面的に認めます!!
by SOSEGON (2009-11-09 10:20)
ついつい乗せられてしまうですよね。(^_^)
てくてく さん、こんにちはぁ(^_^)/
コメントとnice!、ありがとうございます。
くだらなさを大真面目に楽しんでいる
のが嬉しいですね。
by よーじっく (2009-11-10 10:09)
CGは、かなり本気モードなんだけど
シーンによって、手抜きを前面に押し出す
お遊び感覚が嬉しくなります。
SOSEGON さん、こんにちはぁ(^_^)/
コメント、ありがとうございます。
日本だと全てが中途半端になりかねない
ですね。(^^ゞ
by よーじっく (2009-11-10 10:15)
釣られクマさん、こんにちはぁ(^_^)/
nice!とご訪問、ありがとうございます。
m(__)m
by よーじっく (2009-11-10 10:16)
久遠さん、こんにちはぁ(^_^)/
ご訪問と nice! 、嬉しいです。
ありがとうございます。
by よーじっく (2009-11-10 10:19)
@ミックさん、こんにちはぁ(^_^)/
nice!とご訪問、ありがとうございます。
m(__)m
by よーじっく (2009-11-10 10:23)
shinさん、こんにちはぁ(^_^)/
ご訪問と nice! 、嬉しいです。
ありがとうございます。
by よーじっく (2009-11-10 10:24)