ご訪問をありがとうございます。
やっぱり、好きなんですね、アメコミ映画化作が。
「こういう映画は、もう飽きたよ。どれもみんな同じじゃん。」と、カッコつけて言いたいんですが、そうはいきません。アメコミのファンではないんですが、いろいろな部分で、いろいろな意味で、惹かれる要素がたくさんあるんですよね。公開されるとついつい観ちゃいます。
で、やっぱ、面白かった!!! 結構、頑張って作っていたよねなんて、感想を持ちます。最近は、毎年何本かは存在する、アメコミ映画化作品ですが、抵抗できない、食指が動く作品群だったりします。
まっ、今のアメリカ映画を代表する一つの路線として、定着した感じですね。で、「寅さん」シリーズみたいに、何十本つくられようが、マンネリと言われようが、やはりそれなりに楽しめるところが、スゴイ!と思います。
今回は、主人公の生い立ち説明が、タイトル・バックで流れるんだけれど、これがハンパじゃなく、手間隙かけた感じで、かなり見ごたえがあります。次から次へと繰り出されるアクションと、CG描写。ヘタすると映画1本分ぐらい出来ちゃいそうな、感じです。
この生い立ちの部分だけで、『ウルヴァリン・ビギニングス』を作ってもいいんじゃない、ってな雰囲気です。
で、こういうことがいろいろありまして、『X-MEN』へとつながっていくお話の、まずは第1話、が今回のメインなんだけど、そうとう凝ったこと考えてるな、なんて思います。
ここまで、人物背景をそれなりに作ってあると、ホント、あと何本でも作れそうな感じです。一応、便利なはずの歳を取らない設定が、足を引っ張らなければいいんですが・・・。
こういうタイプの作品は、細かいことを気にしたらキリがないんですが、細かいことを気にする余裕さえ与えないスピード感があります。よく言われるジェットコースター映画ってヤツですね。
悪役としてのストライカーを前面に押し出して、恋人ケイラや兄であるビクターとの因縁が、ストーリーの骨子になるんだけれど、とてもシンプルで、わかりやすくていいと思います。まっとりあえず、いくつかの駆け引きとかはあるんだけれど、うまく組み立てられていると思います。
また、脇を固めるミュータントたちの設定が、なかなか面白くストーリー展開に色を添えてて、この脚本は、それなりに練られたものなんじゃないかと、感心したりします。結構、いいキャラが出てきますよ。
ただ、エンターテイメント最優先の、製作者サイドの思惑が、最終的には、せっかく作った人物設定を、却って見せ場の連続のなかに埋没させてしまっている感はあります。
細かいことはどうでもいいじゃん、面白く最後まで突っ走れば、みたいな作品になっている節もあって、ちょっともったいないなあ、って思うんですよね。
で、これでもかの大迫力シーンの連続が、当たり前に感じてしまうという悲しい事態に陥り易くなっちゃうんだけれど・・・・、この作品は、その点では、ギリギリのところで、踏ん張っているかなとは思います。
でもやっぱ、もったいない。
大画面、大音響のスクリーンでこそ、見ごたえがあるんだけれど、ビデオとかで見ると、もしかしたら、人物設定や配置の妙は、伝わりやすいかもしれません。(^_^;)
絶え間なく繰り返される殺戮シーンの連続。最初は違和感を感じてたのに、最後は慣れてしまった自分が、ちょっと、寂しかったです。こういう、怖い意味でフッきれた作品に、少しは抵抗を感じます。
でも、面白かったんだから、十分楽しめたんだから、いいんじゃない、と思う自分もいたりしますが。
ウルヴァリン:X-MEN ZERO トレーラー
※ 130万アクセスにとどきました。(7/8 頃)
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 (2009) [映画 (2009 鑑賞作品)]
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やっぱり、好きなんですね、アメコミ映画化作が。
「こういう映画は、もう飽きたよ。どれもみんな同じじゃん。」と、カッコつけて言いたいんですが、そうはいきません。アメコミのファンではないんですが、いろいろな部分で、いろいろな意味で、惹かれる要素がたくさんあるんですよね。公開されるとついつい観ちゃいます。
で、やっぱ、面白かった!!! 結構、頑張って作っていたよねなんて、感想を持ちます。最近は、毎年何本かは存在する、アメコミ映画化作品ですが、抵抗できない、食指が動く作品群だったりします。
まっ、今のアメリカ映画を代表する一つの路線として、定着した感じですね。で、「寅さん」シリーズみたいに、何十本つくられようが、マンネリと言われようが、やはりそれなりに楽しめるところが、スゴイ!と思います。
今回は、主人公の生い立ち説明が、タイトル・バックで流れるんだけれど、これがハンパじゃなく、手間隙かけた感じで、かなり見ごたえがあります。次から次へと繰り出されるアクションと、CG描写。ヘタすると映画1本分ぐらい出来ちゃいそうな、感じです。
この生い立ちの部分だけで、『ウルヴァリン・ビギニングス』を作ってもいいんじゃない、ってな雰囲気です。
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で、こういうことがいろいろありまして、『X-MEN』へとつながっていくお話の、まずは第1話、が今回のメインなんだけど、そうとう凝ったこと考えてるな、なんて思います。
ここまで、人物背景をそれなりに作ってあると、ホント、あと何本でも作れそうな感じです。一応、便利なはずの歳を取らない設定が、足を引っ張らなければいいんですが・・・。
こういうタイプの作品は、細かいことを気にしたらキリがないんですが、細かいことを気にする余裕さえ与えないスピード感があります。よく言われるジェットコースター映画ってヤツですね。
悪役としてのストライカーを前面に押し出して、恋人ケイラや兄であるビクターとの因縁が、ストーリーの骨子になるんだけれど、とてもシンプルで、わかりやすくていいと思います。まっとりあえず、いくつかの駆け引きとかはあるんだけれど、うまく組み立てられていると思います。
また、脇を固めるミュータントたちの設定が、なかなか面白くストーリー展開に色を添えてて、この脚本は、それなりに練られたものなんじゃないかと、感心したりします。結構、いいキャラが出てきますよ。
ただ、エンターテイメント最優先の、製作者サイドの思惑が、最終的には、せっかく作った人物設定を、却って見せ場の連続のなかに埋没させてしまっている感はあります。
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細かいことはどうでもいいじゃん、面白く最後まで突っ走れば、みたいな作品になっている節もあって、ちょっともったいないなあ、って思うんですよね。
で、これでもかの大迫力シーンの連続が、当たり前に感じてしまうという悲しい事態に陥り易くなっちゃうんだけれど・・・・、この作品は、その点では、ギリギリのところで、踏ん張っているかなとは思います。
でもやっぱ、もったいない。
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大画面、大音響のスクリーンでこそ、見ごたえがあるんだけれど、ビデオとかで見ると、もしかしたら、人物設定や配置の妙は、伝わりやすいかもしれません。(^_^;)
絶え間なく繰り返される殺戮シーンの連続。最初は違和感を感じてたのに、最後は慣れてしまった自分が、ちょっと、寂しかったです。こういう、怖い意味でフッきれた作品に、少しは抵抗を感じます。
でも、面白かったんだから、十分楽しめたんだから、いいんじゃない、と思う自分もいたりしますが。
ウルヴァリン:X-MEN ZERO トレーラー
ウルヴァリン パーフェクト・ガイド (SHO-PRO BOOKS)
- 作者: マシュー・K・マニング
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: 大型本
X-MEN ウルヴァリン:オリジン (SHO-PRO BOOKS)
- 作者: ポール・ジェンキンス
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: 大型本
タグ:ヒュー・ジャックマン
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皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
こんばんは^^
ご訪問ありがとうございました。
オープニングのシーンは本当にカッコよかったですね。
by てくてく (2009-10-14 00:16)
じつはこういう洋画のSFしか観ていない時がありました。
ていうか、ずっ~とそうでした。
で、よーじっくさんのブログをきっかけに、
今では邦画ばっかりになってしまいました。
はまってしまうと、けっこうそればっかりになるタイプなので、
そのうちまた洋画に戻るかもしれません。
もっとバランスよく観れるといいんですが・・・・・。
by SOSEGON (2009-10-14 05:56)
てくてくさん、こんばんはぁ(^^)/
Niceとコメント、ありがとうございます。
m(__)m
プロフェッサーXの登場は、何故か
ホッとさせてくれました。(^_^)
by よーじっく (2009-10-14 20:54)
観ていて意味もなくニヤニヤしてしまうのが、
こういう映画だったりします ^_^;
SOSEGONさん、こんばんはぁ(^^)/
今日は『マーシャル博士の恐竜ランド』を
観てきたのですが、やはりニヤニヤしてしまいました。
SFぽいだけで、嬉しくなります。(^_^)
by よーじっく (2009-10-14 21:00)
よーじっくさん、こんにちは!
アメコミ実写SF映画、やっぱりいいですよね。
ワタシはついつい「監督、だれ?」で判断してしまうんですが、
この映画は特に監督だれ?とも考えず(笑)、観に行ってしまいました。
昔の淡々としたSF映画(旧ソの「惑星ソラリス」とか)みたいなものも
新作でたまには観たいな~と思ってみたりしました。
by 久遠 (2009-10-15 14:52)
『惑星ソラリス』といえば、首都高が出てきたとき
見る人が見ると、そう見えるんだなって
へんに感心してしまいました。(^_^;)
ああいうタイプのSFって、なかなかないですね。
久遠さん、こんにちはぁ(^_^)/
私はSFでは『アンドロメダ・・・』が
真っ先に浮かびます。初めて観た時の
衝撃は大きかったです。
そう、監督と言えば、いつのまにか監督に
拘らなくなりました。(^^ゞ
今は映画を形づくる要素も、多岐にわたってきて
全てを確実にコントロールできる人が
少なくなったような気がします。
by よーじっく (2009-10-15 15:35)