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『アフター・スクール』 (2008) [映画 (~2008 鑑賞作品)]

 いやぁ~、騙されました。気持ちよく騙されました。

 まさか、そう来るとは思っていなかったんで、してやられました。お見事です。嬉しいです、とても楽しめました。(^_^)

 この作品の売り物は、どんでん返し、最後に「あっ」と言わせるどんでん返しです。

 で、見る前から、それが売り物だと知っているんで、こちらも、騙されるものかという気持ちで見ています。

アフター・スクール01.jpg

 いちいち、「あれっ、これは、ホントはこういうことなのかな」、「いや、実はこちらがこうで・・・、あっちがああなんで、裏ではこうなっているのかな」、なんて、疑心暗鬼で画面を見つめます。

 こういうタイプの作品は、けっこう、アチコチに細かく伏線を張り巡らしているんで、細かいところをしっかりチェックしておかないと、騙されちゃいますからねえ。

 で、「あれっ、おかしいなあ」とか、「ちょっと不自然」とか、あるんだけれど、どうも一つに繋げられなくて、細かい疑問は感じつつも、やっぱり、騙されちゃうんですねえ。

 ホント、気持ちよく騙されました。

アフター・スクール02.jpg

 見た後でいうのも、なんですが、冒頭の回想シーンから、ちょっこっとやっているんですよね。悔しいけれど。

 まっ、中学の女生徒が、同級生の男子生徒に手紙を渡すだけの回想シーン。これは、胸キュンなシーンなんで、見てるほうも素直に見ちゃうんだよねえ。で、主人公は、その学校の同級生が、大人になって教師として、同じ学校に勤めているという設定。

 こちらも、胸キュンの延長上で、ついつい素直な気持ちで、映画に入って行ってしまうんで、なかなか徹底したイジワル目線では見れなくなっちゃうんだよね。

 で、それとは、全く関係ない設定で、別の人物が、いわくありげに出てくるんで・・・。つい、「善と悪」みたいな単純な解釈をしちゃうんだよねえ。

アフター・スクール.jpg

 このハッキリした、両者の登場に、見ているほうは、せいぜい「善と悪」をひっくり返して、想像するとか、そんなレベルになってしまいがち・・・。この映画、やっぱりウマイです、騙し方が。

 一応、最初から不自然だなぁ、とか思う会話とかはあったんだけど、全てがわかった段階で検証してみても、やっぱり細かく不自然な部分はあります。

 最初から、観客を騙すつもりで、不自然でも騙されやすいように、セリフが整えられているんだけど、あとになって考えると、「あっ、そういうことか!」、爽やかに納得できる部分もあったりして、そこらへんは、目を瞑るしかないのかなあ、とは思ったりもします。

アフター・スクール2.jpg
 
 まっ、とにかく、見ていただきたい。

 気持ちよく、騙してくれる作品です。楽しかったです。




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 【転載 2009-05-26 19:46:33】



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