ご訪問をありがとうございます。
今年の第82回アカデミー賞の司会が、なんとこの映画で競演しているアレック・ボールドウィンとスティーヴ・マーティンの二人というのも興味深いです。
「恋するベーカリー」では、二人がメリル・ストリープを争う恋敵なわけで、なんとなく、この作品のハリウッドでのポジションを象徴しているよう気がします。
大人の恋愛ごっこ、って言うのかなあ。でも、なんか子供の火遊びみたいで、無防備で無軌道な気もするところは、かなり可愛い作品。
一応、熟年なんだよね。だから、とりあえず「言い訳」しながら、アルコールとか「葉っぱ」とかの助けを借りて、勢いで、危ない情事にも手を出しちゃうのは「魔が差しました」ってことなのか、全てを承知で遊んでみたのか。
そこは、ラブコメなんで、いいのかなあ・・・。とりあえず、明るく楽しく、ちょっと無責任な面白い映画です。(^_^;)
で、それなりに楽しめる作品にはなっているんだけれど、どこか観ていて釈然としない部分も感じたりして・・・。アメリカの裕福な、ごく限られた人たちの、ちょっと危険なアバンチュールってことで、笑い飛ばしましょう、ってな作品の位置づけなのかもしれない。熟年なのに、彼らはかなりフットワークが軽くて、しがらみもあるはずなのに、悩んでも自分たちのテリトリーの中で、まっ、大した事態には陥らないだろうと言う余裕さえ見せて、いそいそと遊んでいる。元夫婦の子供たちが、みんないい子たちなんで、余計にそう思ってしまうんだよね。恵まれすぎてる、幸せな熟年のラブコメなんですね。そう、うだうだした世の熟年に夢を与えるのが、彼らの使命でもあるかのように。
「羨ましい」って観客が思ったら、きっとこの作品は成功しているってことなんだろうなあ。
お話は、変則的な不倫関係のうえに、元旦那・ボールドウィンは久し振りに、元妻・ストリープと関係を持って、その性の一致を思い出し、挙句に擬似恋愛感情まで持ってしまう。つまりは、勘違いで元の妻に迫り続けてる感じ。それだけじゃないのかもしれないけれど、どうみてもそれだけにしか見えないし、そこを映画では強調してたりもする。結局それだけなのかもみたいな、中途半端な熟年を、いやみなくアレック・ボールドウィンが演じています。
メリル・ストリープは、相変わらずウマいですが、この作品はボールドウィンが、どこまで、そんなエロ熟年をサラッと演じられるかに、かかっている気がする。笑いを取るためなら醜態も晒します、ってな姿勢を無様に見せて、泣かせます。(ノ_・。)
もしかして、この元夫婦って、その擬似恋愛感情が原因で結婚・離婚に至ってしまったのではないかとさえ、思えてしまう。元来、男の方はは大人じゃなかったのかもしれないし、若い再婚相手も、懲りない擬似恋愛感情の次の対象なのかもしれない・・・。
元旦那が金銭的に余裕のある敏腕弁護士ながら、かなり恋愛には子供っぽいってところが、この作品を面白くもしているし、底を浅くしているように思える。
そういえば、メリル・ストリープの職業も、かなりエロティックな想像を掻き立てて小道具みたいに使われているし、ゆえに男たちを煽るわけで、この映画って、結局、その「話」だけのような気もするんだよなあ。
映画に流れる音楽は、主人公たちの青春時代の名曲って事で、懐かしい曲が結構、聴けます。ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」なんて、いい場面に流れるんだよねえ。そういえば、CSNの「青い瞳のジュディ」は、イントロが予告編の冒頭に流れて喜んでいたら、本編ではサビの部分だけだったりして(もともと組曲の構成なんで、第2曲って言うべきか)、やっぱり、あの年代をターゲットにした映画なんだろうなあ、とは思う。
この映画、一応”R-15”指定なんだけど、描写は全く激しくないので、会話とか「葉っぱ」の件でダメなんだろうなあ。違法だとはわかっているけど、みんなやってるし、みつからなきゃいいじゃんってな、考えの大人たちなんで始末に悪いんだよね。でも、それがなきゃ、この映画、It's COMPLICATED (原題) にもならなかった展開な訳で、仕方ないのかもね。(^_^;)
チェック:人気ベーカリーを営む女性実業家が、自分らしい人生を手に入れるために奮闘するハートウォーミング・ストーリー。監督は『ホリデイ』の女性監督ナンシー・マイヤーズ。『プラダを着た悪魔』の名女優メリル・ストリープが主人公の女性実業家にふんしている。また、2010年のアカデミー賞授賞式で司会を務めるアレック・ボールドウィンとスティーヴ・マーティンが共演。ハリウッドを代表するキャストたちによる熱演と、心温まる展開を堪能したい。
ストーリー:3人の子どもたちを育て上げた母親であり、大人気のベーカリーを経営する有名実業家でもあるジェーン(メリル・ストリープ)。10年前に子どもたちの父親である敏腕弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)と別れて以来、シングルライフを謳歌していた彼女だったが、ある晩、息子の大学卒業式に出席するため滞在したホテルで……。 【シネマトゥデイ】 より
※ 130万アクセスにとどきました。(7/8 頃)
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皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
『恋するベーカリー』 (2010) [映画 (2010 鑑賞作品)]
今年の第82回アカデミー賞の司会が、なんとこの映画で競演しているアレック・ボールドウィンとスティーヴ・マーティンの二人というのも興味深いです。
「恋するベーカリー」では、二人がメリル・ストリープを争う恋敵なわけで、なんとなく、この作品のハリウッドでのポジションを象徴しているよう気がします。
大人の恋愛ごっこ、って言うのかなあ。でも、なんか子供の火遊びみたいで、無防備で無軌道な気もするところは、かなり可愛い作品。
一応、熟年なんだよね。だから、とりあえず「言い訳」しながら、アルコールとか「葉っぱ」とかの助けを借りて、勢いで、危ない情事にも手を出しちゃうのは「魔が差しました」ってことなのか、全てを承知で遊んでみたのか。
そこは、ラブコメなんで、いいのかなあ・・・。とりあえず、明るく楽しく、ちょっと無責任な面白い映画です。(^_^;)
で、それなりに楽しめる作品にはなっているんだけれど、どこか観ていて釈然としない部分も感じたりして・・・。アメリカの裕福な、ごく限られた人たちの、ちょっと危険なアバンチュールってことで、笑い飛ばしましょう、ってな作品の位置づけなのかもしれない。熟年なのに、彼らはかなりフットワークが軽くて、しがらみもあるはずなのに、悩んでも自分たちのテリトリーの中で、まっ、大した事態には陥らないだろうと言う余裕さえ見せて、いそいそと遊んでいる。元夫婦の子供たちが、みんないい子たちなんで、余計にそう思ってしまうんだよね。恵まれすぎてる、幸せな熟年のラブコメなんですね。そう、うだうだした世の熟年に夢を与えるのが、彼らの使命でもあるかのように。
「羨ましい」って観客が思ったら、きっとこの作品は成功しているってことなんだろうなあ。
お話は、変則的な不倫関係のうえに、元旦那・ボールドウィンは久し振りに、元妻・ストリープと関係を持って、その性の一致を思い出し、挙句に擬似恋愛感情まで持ってしまう。つまりは、勘違いで元の妻に迫り続けてる感じ。それだけじゃないのかもしれないけれど、どうみてもそれだけにしか見えないし、そこを映画では強調してたりもする。結局それだけなのかもみたいな、中途半端な熟年を、いやみなくアレック・ボールドウィンが演じています。
メリル・ストリープは、相変わらずウマいですが、この作品はボールドウィンが、どこまで、そんなエロ熟年をサラッと演じられるかに、かかっている気がする。笑いを取るためなら醜態も晒します、ってな姿勢を無様に見せて、泣かせます。(ノ_・。)
もしかして、この元夫婦って、その擬似恋愛感情が原因で結婚・離婚に至ってしまったのではないかとさえ、思えてしまう。元来、男の方はは大人じゃなかったのかもしれないし、若い再婚相手も、懲りない擬似恋愛感情の次の対象なのかもしれない・・・。
元旦那が金銭的に余裕のある敏腕弁護士ながら、かなり恋愛には子供っぽいってところが、この作品を面白くもしているし、底を浅くしているように思える。
そういえば、メリル・ストリープの職業も、かなりエロティックな想像を掻き立てて小道具みたいに使われているし、ゆえに男たちを煽るわけで、この映画って、結局、その「話」だけのような気もするんだよなあ。
映画に流れる音楽は、主人公たちの青春時代の名曲って事で、懐かしい曲が結構、聴けます。ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」なんて、いい場面に流れるんだよねえ。そういえば、CSNの「青い瞳のジュディ」は、イントロが予告編の冒頭に流れて喜んでいたら、本編ではサビの部分だけだったりして(もともと組曲の構成なんで、第2曲って言うべきか)、やっぱり、あの年代をターゲットにした映画なんだろうなあ、とは思う。
この映画、一応”R-15”指定なんだけど、描写は全く激しくないので、会話とか「葉っぱ」の件でダメなんだろうなあ。違法だとはわかっているけど、みんなやってるし、みつからなきゃいいじゃんってな、考えの大人たちなんで始末に悪いんだよね。でも、それがなきゃ、この映画、It's COMPLICATED (原題) にもならなかった展開な訳で、仕方ないのかもね。(^_^;)
チェック:人気ベーカリーを営む女性実業家が、自分らしい人生を手に入れるために奮闘するハートウォーミング・ストーリー。監督は『ホリデイ』の女性監督ナンシー・マイヤーズ。『プラダを着た悪魔』の名女優メリル・ストリープが主人公の女性実業家にふんしている。また、2010年のアカデミー賞授賞式で司会を務めるアレック・ボールドウィンとスティーヴ・マーティンが共演。ハリウッドを代表するキャストたちによる熱演と、心温まる展開を堪能したい。
ストーリー:3人の子どもたちを育て上げた母親であり、大人気のベーカリーを経営する有名実業家でもあるジェーン(メリル・ストリープ)。10年前に子どもたちの父親である敏腕弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)と別れて以来、シングルライフを謳歌していた彼女だったが、ある晩、息子の大学卒業式に出席するため滞在したホテルで……。 【シネマトゥデイ】 より
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
こんにちは☆
そうそう「富裕層」の道楽な感じがビミョーに
のれない感じがしました、、^^;
あの家や生活は、ある意味うらやましかったりしますが、、、ねw
by ジジョ (2010-03-08 17:03)
見たいような,
見ないほうがいいような,
微妙な感じですね。
by アイスっこ (2010-03-08 17:46)
これはパスwします。
by デルフィニウム (2010-03-08 18:23)
記事を読む限り 観たくない作品内容です(^_^)
ハート・ロッカー観たいですぅ!
by エコピーマン (2010-03-08 21:29)
ジジョ さん、こんぱんはぁ(^^)/
コメントとnice!、そしてTBをありがとうございます。
あの家は羨ましいですね。そして、お子様たちがとても
良い子たちで、奥さんの子育てが、余程、しっかりして
たんですね。結局、成長出来ていないのは、あの元旦那
だけですね。(^_^;)
by よーじっく (2010-03-08 22:22)
アイスっこ さん、こんぱんはぁ(^^)/
コメントとnice!をありがとうございます。
暇つぶしに、テレビで放映されたら
見てもいいかも・・・な作品だと思います。(^_^;)
by よーじっく (2010-03-08 22:24)
デルフィニウム さん、こんぱんはぁ(^^)/
面白かったけれど、好きな作品ではないです。
米国人の感覚だと、OKなのかなあ~、と思います。
コメントとnice!をありがとうございます。
by よーじっく (2010-03-08 22:26)
エコピーマン さん、こんぱんはぁ(^^)/
コメントとnice!をありがとうございます。
『恋するベーカリー』は、きっと誰にも
オススメはしないと思います。
『ハート・ロッカー』は、楽しい映画ではない
けれど、かなりオススメ出来る作品です。
考えさせられる良い映画だと思います。
by よーじっく (2010-03-08 22:42)
kaoru さん、こんぱんはぁ(^^)/
いつもご訪問とnice!、ありがとうございます。
嬉しいです。(^_^)
by よーじっく (2010-03-08 22:43)
shin さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を、いつも感謝です。
ありがとうございます。m(__)m
by よーじっく (2010-03-08 22:44)
artfuldodger さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!、いつも嬉しいです。
ありがとうございます。!!!
by よーじっく (2010-03-08 22:44)
ほりけん さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を感謝です。
ありがとうございます。m(__)m
by よーじっく (2010-03-08 22:48)
mitu さん、こんぱんはぁ(^^)/
いつもご訪問とnice!、ありがとうございます。
嬉しいです。(^_^)
by よーじっく (2010-03-08 22:50)
伽耶 さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!、嬉しいです。
ありがとうございます。!!!
by よーじっく (2010-03-08 22:51)
まちゃこ さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を感謝です。
ありがとうございます。m(__)m
by よーじっく (2010-03-08 22:52)
ムーミン さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を、ありがとうございます。
嬉しいです。(^_^)
by よーじっく (2010-03-08 22:53)
miyoko さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!、いつも嬉しいです。
ありがとうございます。!!!
by よーじっく (2010-03-08 22:54)
久遠 さん、こんぱんはぁ(^^)/
こちらにも、ご訪問とnice!を、ありがとうございます。
嬉しいです。(^_^)
by よーじっく (2010-03-08 22:56)
記事を読んでいると・・レンタルで借りて見るような感じですね。。
by シンシン。 (2010-03-08 23:29)
シンシン。 さん、こんぱんはぁ(^^)/
コメントとnice!をありがとうございます。
メリル・ストリープが出ているので、もう少し
心に残るタイプの作品ではないかと思っていましたが
かなり、あっけらかんとしたラブコメでした。
レンタルでも半額の時でいいかなあ~、です。
(^_^;)
by よーじっく (2010-03-09 00:02)
ピンキーリング さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を感謝です。
ありがとうございます。m(__)m
by よーじっく (2010-03-09 00:03)
クリス さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!、嬉しいです。
ありがとうございます。!!!
by よーじっく (2010-03-11 00:46)
てくてく さん、こんばんはぁ(^_^)/
ご訪問とnice!、感謝です。ありがとうございますm(__)m
by よーじっく (2010-09-04 18:49)