ご訪問をありがとうございます。
ときどき、こういった音楽関係のドキュメンタリーが公開されます。
私は静岡に住んでいるので、余り目立たない作品は、唯一の単館系の映画館で上映されない限り、鑑賞する機会は皆無に等しい状況です。
アルゼンチン・タンゴについては、全く知識は無いのですが、数少ない機会なので、興味本位も手伝って映画館に出かけました。
タンゴと言っても、「アルゼンチン・タンゴ」と「コンチネンタル・タンゴ」の2種類がある・・・、なんて基本中の基本しか知識はありません。なおかつ、持っているCDはピアソラを複数のアーティストが演奏した2枚組とデュトワのCDを持っているぐらいです。
「アルゼンチン・タンゴ」の真髄に触れられるかも~、なんて軽い気持ちでの鑑賞です。その考えは、「甘すぎる!」と言われそうですが・・・。(^^ゞ
この作品は、アルゼンチンの往年、一世を風靡したアーティストたちが、高齢にもかかわらず一同に会した、コンサートのドキュメンタリーでした。それも、いかにして彼らはアルゼンチンタンゴの黄金期を築いたかという過去を紹介しながら、コンサートの準備が進められていく過程を描いた作品でした。
出来ることなら、コンサートそのものをじっくり紹介して欲しかったのですが、「そう皆さんすでにご存知のあの人です」みたいな紹介なので、基礎知識のない私には、全くわけがわかりません。(-_-;)
確かに、全曲とまでは行かなくても、抜粋的に彼らの演奏する姿や音楽を聴く事が出来ます。そして、その音楽の素晴らしさの片鱗を、ちょっとだけですが堪能する事ができます。
特に個性的なピアニスト、美しい声の歌手たち。たとえ短い時間でも、その素晴らしさは感じ取れます。
しかし私が感じ取ったのは、アルゼンチンタンゴとしての素晴らしさではなく、きっとこのアーティストなら、他のジャンル
の音楽に関わっても、とんでもなく素晴らしい音楽を生み出す事が出来たんじゃないかという、映画のテーマとは違うレベルのものでしかないのです。
残念ながら、アルゼンチンタンゴだからこその何かを感じ取れるほど、今まで私は触れてこなかったのですから、仕方ないのかもしけませんが・・・。
自分に対する物足りなさを、思い知らされる鑑賞となってしまったことが、なんとも残念ではあるのですが、それを知る事が出来ただけでも、良かったのかもしれません。
音楽は奥深く、誰が聴いても素晴らしいものなのです。しかし その先にある何かを感じ取れないもどかしさも、時として気付かされたりするものなんですね。
※ 130万アクセスにとどきました。(7/8 頃)
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち 』 (2010) [映画 (2010 鑑賞作品)]
ときどき、こういった音楽関係のドキュメンタリーが公開されます。
私は静岡に住んでいるので、余り目立たない作品は、唯一の単館系の映画館で上映されない限り、鑑賞する機会は皆無に等しい状況です。
アルゼンチン・タンゴについては、全く知識は無いのですが、数少ない機会なので、興味本位も手伝って映画館に出かけました。
タンゴと言っても、「アルゼンチン・タンゴ」と「コンチネンタル・タンゴ」の2種類がある・・・、なんて基本中の基本しか知識はありません。なおかつ、持っているCDはピアソラを複数のアーティストが演奏した2枚組とデュトワのCDを持っているぐらいです。
「アルゼンチン・タンゴ」の真髄に触れられるかも~、なんて軽い気持ちでの鑑賞です。その考えは、「甘すぎる!」と言われそうですが・・・。(^^ゞ
この作品は、アルゼンチンの往年、一世を風靡したアーティストたちが、高齢にもかかわらず一同に会した、コンサートのドキュメンタリーでした。それも、いかにして彼らはアルゼンチンタンゴの黄金期を築いたかという過去を紹介しながら、コンサートの準備が進められていく過程を描いた作品でした。
出来ることなら、コンサートそのものをじっくり紹介して欲しかったのですが、「そう皆さんすでにご存知のあの人です」みたいな紹介なので、基礎知識のない私には、全くわけがわかりません。(-_-;)
確かに、全曲とまでは行かなくても、抜粋的に彼らの演奏する姿や音楽を聴く事が出来ます。そして、その音楽の素晴らしさの片鱗を、ちょっとだけですが堪能する事ができます。
特に個性的なピアニスト、美しい声の歌手たち。たとえ短い時間でも、その素晴らしさは感じ取れます。
しかし私が感じ取ったのは、アルゼンチンタンゴとしての素晴らしさではなく、きっとこのアーティストなら、他のジャンル
の音楽に関わっても、とんでもなく素晴らしい音楽を生み出す事が出来たんじゃないかという、映画のテーマとは違うレベルのものでしかないのです。
残念ながら、アルゼンチンタンゴだからこその何かを感じ取れるほど、今まで私は触れてこなかったのですから、仕方ないのかもしけませんが・・・。
自分に対する物足りなさを、思い知らされる鑑賞となってしまったことが、なんとも残念ではあるのですが、それを知る事が出来ただけでも、良かったのかもしれません。
音楽は奥深く、誰が聴いても素晴らしいものなのです。しかし その先にある何かを感じ取れないもどかしさも、時として気付かされたりするものなんですね。
記 2010-10-02
・・・『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち 』 概要と予告編を見る
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿