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『つみきのいえ』(その2) [アニメーションも好き]

 このブログにも転載しました。こちらです。

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 先日、記事を書きましたが、補足した記事を「ここちいい場所 」(記事にリンク)にアップしました。

 今回は、アカデミー賞を受賞したと言うことで・・、ランキングサイトに登録しているブログのほうでも読んでもらいたいと思っての処置です。

 興味をもたれた方は、ご面倒でも、移動してお読みいただければ、嬉しいです。

 アニメに関しては、これからも、不定期ですが、「ここちいい時間」に書きたいと思っていますので、よろしくお願い致します。

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 追記:アニメに関しては、これからは「ここちいい空間」に書く予定です(09/10/09)
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『サマーウォーズ』を観ました。 [アニメーションも好き]

 感想を、再掲載しました。こちらです。

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 『サマーウォーズ』をMovix清水の2番スクリーンで観ました。
      



 このアニメは、結構バトルシーンがあるんで、音に迫力があったほうが楽しめますね。

 でも、それだけじゃないというか、日本の情緒とコンピューター(ネット・ヴァーチャル)の世界を、強引なくらいに共存させようとしている作品でもあるんで、なかなか面白いです。

 作品の殆どを占める舞台は、朝顔の鉢が印象的に並べられた、いかにも懐かしい日本家屋だったりします。

 感想を「よーじっくのここちいい場所」にアップしました。よろしかっらご覧下さい。

 ただ、「ここちいい場所」は、どうも繋がりにくくなっているみたいです。


[次項有][次項有][次項有] 追記 少し加筆して転載しました。リンクはこちらです
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『つみきのいえ』(2008) [アニメーションも好き]

 まず初めに、この作品をこれからご覧になる方の多くは、DVDでの鑑賞になると思うのですが、DVDには長澤まさみのナレーションが入ったヴァージョンと、ナレーション無しのヴァージョンの二種類が収録されています。



 出来ましたら、まず最初にナレーション無しのヴァージョンから、鑑賞されることをオススメいたします。そこの長澤まさみファンのあなた!、気持ちはわかりますが、まずはナレーション無しからですよ。実を言うと、私は長澤まさみファンです。ですから、真っ先にナレーション入りヴァージョンを見たいと思いました。



 しかし、今回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したのは、ナレーション無しのヴァージョンと思われます。外国の人々が、鑑賞して、素晴らしいと感じたものと同じものをまずは、見てみたいではありませんか。



 そのあと、ナレーション・ヴァージョンをもう一度見ても、なんら鑑賞には差し支えないと思います。たった12分の作品です。2回見ても24分です。2つのヴァージョンを見て、外国の人より2倍楽しめるのは、きっと日本人だけのはず!、です。



 念のため、書いておきますが、この2つのヴァージョンはナレーション以外は、まったく同じはずです。ただ、両方見てしまった私は、ちょっと違うんじゃな~い、なんて思ったりしています。印象が、ちょっと違うんですよ、不思議な事に・・。



 それでは感想です。



 ストーリーはとてもシンプルです。受賞直後、何度もテレビで紹介されているんで、その情報を見ていれば、ホント、あなたが知っているお話、ただそれだけです。



 鉛筆画がアニメしています。その柔らかな雰囲気が、この作品のトーンを占めています。特筆すべきは音楽の素晴らしさ、映し出される絵と同じように、シンプルな音楽です。



 使われている楽器は、ピアノ、ギター、ハープ、弦楽器。それらも余り重なる事なく、単音のつながりで流れていきます。それが、なんとも心に響いてくるんです。シンプルだからこその美しさに溢れています。



 音楽は、近藤研二です。加藤久仁生監督の『或る旅人の日記』でも、素晴らしい音楽を披露しています。『或る旅人の日記』では、『アメリ』を連想させる音使い、楽器使いで楽しませてくれましたが、この作品も、その延長上にあるような気がします。心に届く、素晴らしくシンプルな音楽です。



 そして、物悲しく、ノスタルジックなお話は、ホント、ストレートに心に届いてきます。



 地球温暖化などのメッセージを感じとることも出来ますが、この作品に登場する老人の、ありふれた人生の輝きが、ありふれているからこそ、何にも変えがたく、素晴らしい時間の積み重ねであることを、優しくこちらに訴えかけてきます。



 そしてまた、人生は続いてゆく、ゆっくりと、人は時を積み重ねて生きてゆく、ただ淡々と、この老人が積み木のように家を積み上げて行くように、ただ淡々と・・・、そんな、小さな希望も、残したまま、作品は終わります。たった12分だからこそ、監督の思いが、ストレートに、こちらに訴えてきます。



 この作品は、メッセージを押し付けてくるタイプのアニメではありません。「感じる」作品です。見る人も「感じて」欲しいのです。それぞれの心で、感じて欲しいのです。それぞれ個人個人の思いによって、この作品から受け取るものも変わって来ます。それでいいんだと思います。「正解」は、見る人に委ねられているんですから。



 最初に書いたように、ナレーションという、一つの伝達手段を省いた上で、鑑賞して感じて欲しいのです。絵や音楽の背後にあるものと、見る人の心にあるものが、響きあったとき、この作品は、見る人それぞれの『つみきのいえ』として、完成するのです。



 最後に、アニメーションとしての素晴らしさを書いておきます。



 殆ど手作りであることは有名ですが、大きな木の下で老人と奥さんが、子供の頃出会い、結婚するまでを、ワンカットのフルアニメで描画しているシーンがあります。背景も含めた絵を全て一枚一枚手書きで書いています、それを一コマつづ撮影して出来上がったのが、このシーンです。膨大な数の絵が、このシーンでは使われています。最近のアニメーションでは、稀有な手法です。



 アニメーションが好きに者にとっては、それだけで感動してしまうシーンです。ぜひ、DVD鑑賞の際には、確認してみてください。セルを重ねたアニメではない、作っている人間の息遣いさえ伝わってくるシーンです。


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※ 130万アクセスにとどきました。(7/8 頃)
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