ご訪問をありがとうございます。
チェック:多彩な才能を発揮し続ける個性派俳優・竹中直人の監督6作目となるホラー・コメディー。山形県の過疎村に伝わる落ち武者伝説を研究するため、東京からやって来た歴史研究会の女子高生たちと、ひょんなことから800年の封印を解かれてこの世によみがえった落ち武者ゾンビとの壮絶バトルを描く。出演には『イキガミ』の成海璃子、EXILEのAKIRA、『カフーを待ちわびて』のマイコと沢村一樹など豪華キャストが集結し、奇想天外なドラマを盛り上げる。
ストーリー:美香代(成海璃子)が所属する歴史研究会の女子高生たちは、落ち武者伝説が伝わる山形県の御釈ヶ部村(おしゃかべむら)に研修合宿に向かう。東京から来た彼女たちは村をあげての歓迎を受け、そのイベント式典で“スーパーほこら”施工式が行われた。しかしこれにより、800年にわたり封印されていた落ち武者の呪いが解かれてしまい……。 《 シネマトゥデイ 》 より
「えッえ~?」って、映画でした。
まあとにかく、無駄が多くて、ここまでムダが多ければ、それはそれなりに売り物にもなるんじゃないかと、思わせるほどに、ふざけた作品だったりします。
一応、ホラーなんだよね。亡霊とかゾンビまがいとか、これでもかと出てきます。でも怖くありません。観客が怖がったら失敗とでも思っているかのように、意識的に恐怖を上滑りするように、演出しています。
そこには、追われる側の女子高生たちへの愛おしさと、追う側の亡霊やゾンビたちへの慈しみが溢れています。
そして、さらにその底には、演じる役者さんたちと映画を創り上げようとするスタッフたちと、きっとこの映画制作に協力した地元の人たちへの、愛が脈打っています。
とにかく、楽しく「映画を遊ぼう」という精神が、この作品を駄作という名の究極の「B級映画」に仕立てていて、きっと「B級映画遊び」の輪に入れない人は、かなり辛い作品になってしまうかもしれません。が、そんな真面目な目線で、竹中直人の作品を観ようだなんて人はきっといないんだろうなあ、と私なんて思ってしまいます。
実は、私は竹中直人が余り好きではありません。何を見ても、どれを見ても、いつも変わらず竹中直人その人がいるんで、正直、飽きてきてます。でも、この映画を見ていると、竹中直人が自らを曝け出して、映画が好きなんだ~、って叫んでいるように思えてならないのです。
そのひたむきさは、ちょっと感動ものだったりします。
とにかく、色々な映画で印象に残った脇役さんたちが、怒涛のように大挙して出演しています。温水陽一なんて、本人役で出ています。さらに竹中直人を筆頭に役者さんたちは、複数の役を演じています。別に、そんなに登場人物を増やさなくてもいいのに、と思うのですが、意味もなく沢山でてきます。
「ムダの美学」とは、このことか! なんて、映画を見ながら感心していました。
一応、コメディーなんだよね。もう呆れるくらいに笑いを取ろうと言うシーンが目白押しです。でも観客が本気で笑ったら失敗とでも思っているかのように、作為的に笑いを上滑りさせようと、演出しています。失笑でOK!とでも言わんばかりです。失笑だって、立派な笑いじゃないかと竹中直人監督は言いたいのかもしれません。
「無駄な笑い」とは、このことか! なんて、映画を見ながら感心してしまいました。
とにかく、「可愛い」映画です。これって大林宣彦監督の「ハウス」へのオマージュなのかも。自主制作映画の瑞々しさなんかも、漂っているしね。
無駄に褒めすぎたかな (^_^;) ・・・・ 結構、本気だったりして。
※ 130万アクセスにとどきました。(7/8 頃)
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
『山形スクリーム』 (2009) [映画 (2010 鑑賞作品)]
チェック:多彩な才能を発揮し続ける個性派俳優・竹中直人の監督6作目となるホラー・コメディー。山形県の過疎村に伝わる落ち武者伝説を研究するため、東京からやって来た歴史研究会の女子高生たちと、ひょんなことから800年の封印を解かれてこの世によみがえった落ち武者ゾンビとの壮絶バトルを描く。出演には『イキガミ』の成海璃子、EXILEのAKIRA、『カフーを待ちわびて』のマイコと沢村一樹など豪華キャストが集結し、奇想天外なドラマを盛り上げる。
ストーリー:美香代(成海璃子)が所属する歴史研究会の女子高生たちは、落ち武者伝説が伝わる山形県の御釈ヶ部村(おしゃかべむら)に研修合宿に向かう。東京から来た彼女たちは村をあげての歓迎を受け、そのイベント式典で“スーパーほこら”施工式が行われた。しかしこれにより、800年にわたり封印されていた落ち武者の呪いが解かれてしまい……。 《 シネマトゥデイ 》 より
「えッえ~?」って、映画でした。
まあとにかく、無駄が多くて、ここまでムダが多ければ、それはそれなりに売り物にもなるんじゃないかと、思わせるほどに、ふざけた作品だったりします。
一応、ホラーなんだよね。亡霊とかゾンビまがいとか、これでもかと出てきます。でも怖くありません。観客が怖がったら失敗とでも思っているかのように、意識的に恐怖を上滑りするように、演出しています。
そこには、追われる側の女子高生たちへの愛おしさと、追う側の亡霊やゾンビたちへの慈しみが溢れています。
そして、さらにその底には、演じる役者さんたちと映画を創り上げようとするスタッフたちと、きっとこの映画制作に協力した地元の人たちへの、愛が脈打っています。
とにかく、楽しく「映画を遊ぼう」という精神が、この作品を駄作という名の究極の「B級映画」に仕立てていて、きっと「B級映画遊び」の輪に入れない人は、かなり辛い作品になってしまうかもしれません。が、そんな真面目な目線で、竹中直人の作品を観ようだなんて人はきっといないんだろうなあ、と私なんて思ってしまいます。
実は、私は竹中直人が余り好きではありません。何を見ても、どれを見ても、いつも変わらず竹中直人その人がいるんで、正直、飽きてきてます。でも、この映画を見ていると、竹中直人が自らを曝け出して、映画が好きなんだ~、って叫んでいるように思えてならないのです。
そのひたむきさは、ちょっと感動ものだったりします。
とにかく、色々な映画で印象に残った脇役さんたちが、怒涛のように大挙して出演しています。温水陽一なんて、本人役で出ています。さらに竹中直人を筆頭に役者さんたちは、複数の役を演じています。別に、そんなに登場人物を増やさなくてもいいのに、と思うのですが、意味もなく沢山でてきます。
「ムダの美学」とは、このことか! なんて、映画を見ながら感心していました。
一応、コメディーなんだよね。もう呆れるくらいに笑いを取ろうと言うシーンが目白押しです。でも観客が本気で笑ったら失敗とでも思っているかのように、作為的に笑いを上滑りさせようと、演出しています。失笑でOK!とでも言わんばかりです。失笑だって、立派な笑いじゃないかと竹中直人監督は言いたいのかもしれません。
「無駄な笑い」とは、このことか! なんて、映画を見ながら感心してしまいました。
とにかく、「可愛い」映画です。これって大林宣彦監督の「ハウス」へのオマージュなのかも。自主制作映画の瑞々しさなんかも、漂っているしね。
無駄に褒めすぎたかな (^_^;) ・・・・ 結構、本気だったりして。
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
この映画を最悪で、どこが面白いの判らん!
と云う人の気持ちも判ります。
なぜかと云うと、僕もその境目で良かったの方に入ったからです。
一歩間違えば、全然駄目だと云っていたかもしれません。
とにかく、よーじっくさんがいうように“無駄”だらけです。
僕にはそれが気持ち良かったんですけど・・・・・。
あまりのくだらなさに、もう一度観てみたいと思いました!
by SOSEGON (2010-01-31 14:31)
SOSEGON さん、こんにちはぁ(^_^)/
ご訪問とコメントをありがとうございます。
はちきれそうなくらいに無駄が溢れていて
その無駄には、洗練さではなくて熱い気持ちが詰まっています。
ただ、その無駄を削ってしまったら、この作品はきっと成立しないん
じゃないかと思います。
『山形スクリーム』は、無駄の超大盛りB級グルメですね。(^_^)
by よーじっく (2010-01-31 15:27)
@ミック さん、こんにちはぁ(^_^)/
ご訪問とnice!をありがとうございます。
感謝です。
by よーじっく (2010-01-31 15:28)
こんにちはぁ(^_^)/、 釣られクマさん
ご訪問とnice!をありがとうございます。
嬉しいです。!!!
by よーじっく (2010-01-31 15:29)
sungen さん、こんにちはぁ(^_^)/
いつも、ご訪問とnice!をありがとうございます。
嬉しいです!!!
by よーじっく (2010-01-31 16:32)
はっこうさん、こんばんはぁ(^_^)/
いつもありがとうございます。
ご訪問とnice!に、感謝です。m(__)m
by よーじっく (2010-01-31 19:10)
wing_14 さん、こんばんはぁ(^_^)/
ご訪問とnice!、嬉しいです。
ありがとうございます。!!!
by よーじっく (2010-01-31 19:12)
むねきち さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を感謝です。
ありがとうございます。m(__)m
by よーじっく (2010-01-31 22:50)
miyoko さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を、いつもありがとうございます。
感謝です。m(__)m
by よーじっく (2010-02-01 00:51)
yukio さん、こんにちはぁ(^_^)/
ご訪問とnice!をありがとうございます。
感謝です。
by よーじっく (2010-02-01 12:22)
xml_xsl さん、こんにちはぁ(^_^)/
いつも、ご訪問とnice!をありがとうございます。
嬉しいです!!!
by よーじっく (2010-02-01 12:22)
こんにちはぁ(^_^)/、bee-15 さん
ご訪問とnice!をありがとうございます。
嬉しいです。!!!
by よーじっく (2010-02-01 12:23)
mitu さん、こんにちはぁ(^_^)/
ご訪問とnice!を、いつもありがとうございます。
感謝です!!!
by よーじっく (2010-02-01 12:23)
シンシン。 さん、こんにちはぁ(^_^)/
ご訪問とnice!、嬉しいです!!!
いつも感謝です。(^'^)
by よーじっく (2010-02-01 12:24)
genpati さん、こんにちはぁ(^_^)/
いつも、ご訪問とnice!をありがとうございます。
嬉しいです!!!
by よーじっく (2010-02-01 13:53)
shin さん、こんぱんはぁ(^^)/
ご訪問とnice!を、いつもありがとうございます。
感謝です。m(__)m
by よーじっく (2010-02-01 17:45)
よーじっくさん、こんにちは!
よーじっくさんの解説&感想を読んで、そういう作品だったのかと納得。
上映された当時、気になっていたのですが、「やりすぎ」感が出ていた
ので、行かなかったのです。
ワタシは「ハウス」は好きな邦画ホラー映画の5本に入りますが、「オマージュ」、、、そんな感じなのでしょうか??
そう言うことだと、かなり気になります。
by 久遠 (2010-02-02 09:55)
久遠さん、こんばんはぁ(^^)/
コメントとnice!をありがとうございます。
すみません、まず謝らなきゃダメですね(^_^;)
かなり、掬い上げて考えると、『ハウス』を思い出すという意味です。
あちこち、色々な映画への思いが溢れている事は確かですが
特別に『ハウス』ではなくて、女子高生を使って映画を遊ぼうという
精神が、なんとなく繋がっている気がしただけです。(^^ゞ
『ロッキーホラーショー』なんかも、ちょっとだけパロってたりします。
その意味では、具がこぼれそうなくらいぶっこまれた「ヤミ鍋」状態の
作品だと思います。味は保証出来ない「ヤミ鍋」です。
by よーじっく (2010-02-02 19:47)
こんぱんはぁ(^^)/、kaoru さん
ご訪問とnice!を、感謝です。
こちらにも、ありがとうございます。m(__)m
by よーじっく (2010-02-08 01:09)
http://ohjiro.blog.so-net.ne.jp/2009-08-01-1
劇場で観ました。
楽しかったです。B級的で…。ラフで…。
学生時代8mmフィルムで映画を作った頃を思い出しました。
by おぉ!次郎 (2010-02-16 22:21)
おぉ!次郎さん、こんばんはぁ(^^)/
コメントとnice!をありがとうございます。
劇場でご覧になられたんですね、貴重です!!!
静岡市では未公開のまま、結局、DVDが出たので見ました。
映画への一途な思いが、いじらしい程に感じます。
竹中直人だからこそ、好意的に見ていられるのかもしれないです。
(^_^)
by よーじっく (2010-02-16 22:53)
夏の映画の日に観賞しました。
結構B級的な雰囲気の映画、好きなんです。
by おぉ!次郎 (2010-02-16 23:39)
おぉ!次郎さん、こんばんはぁ(^^)/
その境目は、ハッキリしないのですが
B級の雰囲気が、情けなくなる作品もあります。
この作品は、ちょっと嬉しかったりしましたね。
by よーじっく (2010-02-17 00:00)
「山形スクリーム」敏酒圭役 紗綾はこんな作品に出演しています。
「渋谷怪談 THEリアル都市伝説」(福谷修監督)千尋役
「神の左手 悪魔の右手」(金子修介監督)アユ役
「口裂け女」(白石晃士監督)中島志穂役
「少女霊 14歳の魂」(谷洋平監督)はな役
「地獄少女」(ドラマ版、日本テレビ)柴田つぐみ役
「漫画喫茶都市伝説 呪いのマンナさん」(BS-TBS
→映画「ヨムトシヌ DEATH COMIC」)佐々木曼奈役
「ムラサキカガミ」(2010年春公開 三原光尋監督)
↑いろんなもの連れて来てそう
by saaya_holic (2010-02-27 22:49)
saaya_holicさん、こんぱんはぁ(^^)/
コメントとnice!、ありがとうございます。
金子修介監督作にも出演しているんですね。
観てみたくなりました。(^_^)
by よーじっく (2010-02-27 23:13)