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『バーン・アフター・リーディング』 (2009) [映画 (2009 鑑賞作品)]
ふざけた映画だった。かなり、ふざけた映画だった。
でも、結構、楽しめた。私には合っているタイプの映画なのかもしれないです。
ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン、う~ん、かなりそそられます。で、ポスターには、クライム・エンタテイメントなんて、書いてあります。
おぉ、豪華キャスト共演で、『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞を受賞したジョエル、イーサン・コーエン兄弟監督作品なんだあ、期待しちゃうなあ。
犯罪映画だもんね。結構、スリリング?、結構、複雑?。でも、おバカ映画とも、予告編では言っていたような・・・。
で、やっぱり、おバカ映画でした。登場人物も、かなりおバカですが、作品自体もかなり、おバカです。
なんか、スケールが小さいです。でも、CIAとかロシア大使館とか出てくるんで、お話としては一見、スケールが大きそうに見えるんですが・・・。
なにせ、タイトルがBurn After Reading なんですから、「読んだら焼却」、いかにもスパイ映画な題名です。でも、この映画、「見たらすぐ忘れてね」みたいな、ノリなんです。まっ、そういう意味でもあるんですね。
お話は、「読んだら焼却」しないで、お金儲けをしようと企んだヤツが引き起こす、ハチャメチャなコメディーです。登場人物全員、身から出たサビと言われたら、言い返せないようなヤツばっかり、で、お話はこんがらかって、どうなっちゃうの、みたいな展開になっていきます。
でも、見ていて、ハラハラもドキドキもしません。まして、サスペンスなんてカケラも感じません。音楽は、完璧にスベってます。というか、スベっているのに、勝手に盛り上げていきます。
全部、承知でやってんだよね。敢えてスベるように、ワザとスベって見せてくれます。
これは、センスというか、感覚の問題なんで、ノレなかった人が、「最低の映画」って、評価しても、別に問題はないと思います。そういう、作品なんですから。
で、この作品、導入部は、登場人物たちをそれぞれ丁寧に紹介しながら進んでいくんですが、これがアキレるほど、退屈。私など、映画館を出ようかと思ったぐらい、つまらない描写というか演出に終始するんですね。
でも、それさえ、乗り越えれば(なんか、監督にバカにされているみたい・・・)、結構、楽しくおバカ映画を満喫できます。残念ながら、そこを乗り切れなかった人は、絶対、後半も楽しめないんで、敢えて見る必要はないです、って監督は、言っているような気もします。
そうそう、おバカ映画と書きましたが、決してテンションは高くないです。「怒涛の如く、話がもつれていく」みたいな爽快感もありません。
あくまでも、「見たら忘れてね」の、とっても、身勝手な作品です。いわば「出来の悪い子ほどかわいい」って、感じの映画です。
【 転載 2009-05-08 06:45:05 】
でも、結構、楽しめた。私には合っているタイプの映画なのかもしれないです。
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ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン、う~ん、かなりそそられます。で、ポスターには、クライム・エンタテイメントなんて、書いてあります。
おぉ、豪華キャスト共演で、『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞を受賞したジョエル、イーサン・コーエン兄弟監督作品なんだあ、期待しちゃうなあ。
犯罪映画だもんね。結構、スリリング?、結構、複雑?。でも、おバカ映画とも、予告編では言っていたような・・・。
で、やっぱり、おバカ映画でした。登場人物も、かなりおバカですが、作品自体もかなり、おバカです。
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なんか、スケールが小さいです。でも、CIAとかロシア大使館とか出てくるんで、お話としては一見、スケールが大きそうに見えるんですが・・・。
なにせ、タイトルがBurn After Reading なんですから、「読んだら焼却」、いかにもスパイ映画な題名です。でも、この映画、「見たらすぐ忘れてね」みたいな、ノリなんです。まっ、そういう意味でもあるんですね。
お話は、「読んだら焼却」しないで、お金儲けをしようと企んだヤツが引き起こす、ハチャメチャなコメディーです。登場人物全員、身から出たサビと言われたら、言い返せないようなヤツばっかり、で、お話はこんがらかって、どうなっちゃうの、みたいな展開になっていきます。
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でも、見ていて、ハラハラもドキドキもしません。まして、サスペンスなんてカケラも感じません。音楽は、完璧にスベってます。というか、スベっているのに、勝手に盛り上げていきます。
全部、承知でやってんだよね。敢えてスベるように、ワザとスベって見せてくれます。
これは、センスというか、感覚の問題なんで、ノレなかった人が、「最低の映画」って、評価しても、別に問題はないと思います。そういう、作品なんですから。
で、この作品、導入部は、登場人物たちをそれぞれ丁寧に紹介しながら進んでいくんですが、これがアキレるほど、退屈。私など、映画館を出ようかと思ったぐらい、つまらない描写というか演出に終始するんですね。
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でも、それさえ、乗り越えれば(なんか、監督にバカにされているみたい・・・)、結構、楽しくおバカ映画を満喫できます。残念ながら、そこを乗り切れなかった人は、絶対、後半も楽しめないんで、敢えて見る必要はないです、って監督は、言っているような気もします。
そうそう、おバカ映画と書きましたが、決してテンションは高くないです。「怒涛の如く、話がもつれていく」みたいな爽快感もありません。
あくまでも、「見たら忘れてね」の、とっても、身勝手な作品です。いわば「出来の悪い子ほどかわいい」って、感じの映画です。
【 転載 2009-05-08 06:45:05 】
ご訪問くださる皆様に、こころから感謝いたします。
皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
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