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『グラン・トリノ』 (2009) [映画 (2009 鑑賞作品)]
いい作品だと思います。私は好きです。
確かに、今までどこかで観たような気がしないでもない、そんな感じの映画なんですけれど・・・。で、結構、この作品は、その部分で、評価が分かれてくると思います。余りに、オールド・スタイル、それをどう解釈するかです。
久しぶりにオールド・スタイルの映画なんで、諸手をあげる人もいるだろうし、反対に新鮮に受けとめる人もいるだろうし、クリント・イーストウッド=マカロニ・ウェスタン=ラスト・カウボーイ、なんて連想をする人もいるだろうし・・・・、ここは、ひとつ、素直に楽しんだらいいんじゃないかなあ、と個人的には思いますが。
いかにも、小品だし、とてもシンブルに作られている作品です。でも、そこがこの『グラン・トリノ』の魅力の全てなんだと思います。
とにかく、イーストウッドがいいです。頑固で融通が効かなくて、偏屈で、勝手で、わがままで、偏見の持ち主で、コンプレックスがあって、トラウマがあって、協調性のない、いかにもアメリカの白人の爺さん、って役を、ものの見事に演じています。
妻が信頼していた牧師でさえも、ただ若造というだけで、素直になれず、避けてしまうような、頑固爺いなんです。
ほんと、イーストウッドにあてて、書かれた脚本じゃないかとさえ、思ってしまいます。うまいです。
気に入らないことがあったり、怒ったりすると、「ぬぉ~」というか「ごぉ~」というか「う゛~」というか、そんなうなり声を主人公はあげたりするんですが・・・。それが最初は、とっても感じが悪いんです。でも、観ている間に、ほんとは憎めない人なんだって、思うように聞こえてくるあたりは、さすがな演出だと思います。
で、私なんか、作品の途中あたりから、イーストウッドがうなり声をあげ出すと、つい笑ってしまいました。コメディではないはずなのに(もしかしたら、そうかも)、笑えるんです。和めるんです。嬉しくなっちゃうんです。あれあれ・・・・。
その、アメリカならば、どこにでもいそうな、憎たらしい爺さんが、隣に引っ越してきた、アジア系モン族の少年と少女に、心を通わせてゆく、そして・・・。
自分の息子たちにさえ、腹を割って打ち解けた事の無い、頑固爺さんが、何故・・・。あんなことを・・・。
普段から、映画のストーリー自体については、細かく説明しながら感想を書く、ということはしたくない性格なんで、今までも極力避けてきたんですが、今回は特にそう思います。ヤボなことはしたくないです。
きわめて、シンプルな展開の、きわめてオーソドックスな演出の、だからこそ監督でもあるイーストウッドの力量をうかがい知ることが出来て、素直に受け入れられるのかもしれません。
どこか哀愁のある、切なくも爽快感のある、ストーリー・テリング。それに繋がってゆくラストが、宣材では「衝撃の・・・」と、ネタバレさながらに取り上げていることに、私は違和感を持ちました。
何故か、衝撃ではなく・・・、観客は素直に、そのラストにうなづくんじゃないかと思います。
とりあえず、観ていただきたい、ただそれだけです。
そして、「これは傑作だ」、なんて書くのも、やっぱ無粋だよね~なんて思ったりして。
まっ、『男の粋』が感じられる作品です。カッコいいなんて、ちょっと薄っぺらく勘違いされるような言葉は使いたくない気持ちです。
いい映画です。見た後、じ~んと来ました。そんな小品です。
そうそう、映画の最後に流れる主題歌が、また、渋くっていいんだよねえ。
確かに、今までどこかで観たような気がしないでもない、そんな感じの映画なんですけれど・・・。で、結構、この作品は、その部分で、評価が分かれてくると思います。余りに、オールド・スタイル、それをどう解釈するかです。
久しぶりにオールド・スタイルの映画なんで、諸手をあげる人もいるだろうし、反対に新鮮に受けとめる人もいるだろうし、クリント・イーストウッド=マカロニ・ウェスタン=ラスト・カウボーイ、なんて連想をする人もいるだろうし・・・・、ここは、ひとつ、素直に楽しんだらいいんじゃないかなあ、と個人的には思いますが。
いかにも、小品だし、とてもシンブルに作られている作品です。でも、そこがこの『グラン・トリノ』の魅力の全てなんだと思います。
とにかく、イーストウッドがいいです。頑固で融通が効かなくて、偏屈で、勝手で、わがままで、偏見の持ち主で、コンプレックスがあって、トラウマがあって、協調性のない、いかにもアメリカの白人の爺さん、って役を、ものの見事に演じています。
妻が信頼していた牧師でさえも、ただ若造というだけで、素直になれず、避けてしまうような、頑固爺いなんです。
ほんと、イーストウッドにあてて、書かれた脚本じゃないかとさえ、思ってしまいます。うまいです。
気に入らないことがあったり、怒ったりすると、「ぬぉ~」というか「ごぉ~」というか「う゛~」というか、そんなうなり声を主人公はあげたりするんですが・・・。それが最初は、とっても感じが悪いんです。でも、観ている間に、ほんとは憎めない人なんだって、思うように聞こえてくるあたりは、さすがな演出だと思います。
で、私なんか、作品の途中あたりから、イーストウッドがうなり声をあげ出すと、つい笑ってしまいました。コメディではないはずなのに(もしかしたら、そうかも)、笑えるんです。和めるんです。嬉しくなっちゃうんです。あれあれ・・・・。
その、アメリカならば、どこにでもいそうな、憎たらしい爺さんが、隣に引っ越してきた、アジア系モン族の少年と少女に、心を通わせてゆく、そして・・・。
自分の息子たちにさえ、腹を割って打ち解けた事の無い、頑固爺さんが、何故・・・。あんなことを・・・。
普段から、映画のストーリー自体については、細かく説明しながら感想を書く、ということはしたくない性格なんで、今までも極力避けてきたんですが、今回は特にそう思います。ヤボなことはしたくないです。
きわめて、シンプルな展開の、きわめてオーソドックスな演出の、だからこそ監督でもあるイーストウッドの力量をうかがい知ることが出来て、素直に受け入れられるのかもしれません。
どこか哀愁のある、切なくも爽快感のある、ストーリー・テリング。それに繋がってゆくラストが、宣材では「衝撃の・・・」と、ネタバレさながらに取り上げていることに、私は違和感を持ちました。
何故か、衝撃ではなく・・・、観客は素直に、そのラストにうなづくんじゃないかと思います。
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そして、「これは傑作だ」、なんて書くのも、やっぱ無粋だよね~なんて思ったりして。
まっ、『男の粋』が感じられる作品です。カッコいいなんて、ちょっと薄っぺらく勘違いされるような言葉は使いたくない気持ちです。
いい映画です。見た後、じ~んと来ました。そんな小品です。
そうそう、映画の最後に流れる主題歌が、また、渋くっていいんだよねえ。
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タグ:クリント・イーストウッド
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皆様に幸あれ!!! です。 ヽ(^o^)丿
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