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夏の名残りのスイレン その2 [なんとなく、その日の気分]

 前回の続きです。

 これで熱帯性スイレンは全てです。 なんて書きたいのですが、まだ9月になっても咲いてくれない熱帯種があります。夜咲き種のレッド・フレアです。

 入手してから3年目、冬越しの失敗はなかったので生き延びてはいるのですが、まだ1度も咲いたことのないスイレンです。

 管理は、他の熱帯種と同じにしてきました。それではダメだったようです。今年は、試行錯誤を繰り返して、かなり極端な管理をしています。

 その成果があったのか、今頃になって蕾が出てきました。時期的にはちょっと不安なのですが、咲いてくれたらいいなあと、期待しています。


 さて、このミッドナイトは、そのレッド・フレアと同時期に入手した品種です。こちらは、毎年 咲いてくれます。

 まだ、八重咲きの熱帯種が珍しかった頃の品種です。

500 ミッドナイト Dsc02814.jpg



 こちらは、今年新たに入手した夜咲き種のローザ・デ・ラ・ノーチェです。

 単純に名前に惹かれました。ファリャの「交響的印象《スペインの庭の夜(西語:Noches en los Jardines de España)》」のイメージです。

 午後7時くらいから咲き始め、翌日の午前8時くらいまで咲いています。夜の撮影は、全く苦手です。

 午後8時頃、私としては奇跡的に撮れた1枚です。

500 ローザ・デ・ノーチェ Dsc02977.jpg


 ロイヤル・パープルは、毎年よく咲いてくれます。いかにも熱帯種らしい花色や花形なので、ちょっと印象が薄くなりがちな品種ですが、9月になっても花を見せてくれるのは嬉しいです。

500 ロイヤル・パープル16番花 Dsc03566.jpg


 プロイデンは、私が最初に入手したピンク系のムカゴ種です。昨年までは、30輪近く咲いてくれましたが、今年は、不調です。9月になってやっと調子を取り戻した感じです。

500 プロイデン3番花 Dsc03064.jpg


 ムーン・ビームは去年から育てています。真夏の暑く強い日差しの中でも、しっかりと開花してくれる頼もしい存在です。

 こちらも、名前に惹かれて入手しました。ビル・エヴァンスの演奏で有名な「ポルカ・ドット・アンド・ムーンビームス」、スタンダードの名曲ですね。

500 ムーン・ビーム13番花 Dsc03616.jpg


 マミヤォは、ちょっと蕾のガクが色濃く、目をひく品種です。ただ、咲いてしまうと他のビンク系と余り差はなくなります。

500 マミヤォ7番花 Dsc03352.jpg


 ドウベンは、ムカゴ種としてはかなりポピュラーな品種です。ムカゴが作りやすく、その年に出来たムカゴの球根をガラスのコップに植え付けても、9月ぐらいには咲いてくれたりするので、また別の楽しみ方も出来る品種です。

500 ドウベン15番花 Dsc03540.jpg



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夏の名残りのスイレン [なんとなく、その日の気分]

 咲いてくれたスイレンの写真を、今年もかなりたくさん載せていたつもりなのですが、忘れていた品種が、まだありました。(^^ゞ


 例年と違って、今年は7月も8月も 1週間以上雨が降り続いたりして、蕾を腐らせてしまう品種が多く見られました。やっと、9月になって、本領を発揮し始めた花もあります。

500 ティナ13番花 Dsc03560.jpg


 熱帯性スイレンのなかでは、かなりポピュラーな品種 ティナです。

 本来なら早い時期・6月くらいから、花を咲かせてくれるのですが、今年は8月になってやっと咲いてくれました。

 この写真は9月12日の13番花です。

500 インディペンデンス3・4番花 Dsc03212.jpg


 ピンク系のムカゴ種、インディペンデンスです。

 こちらも、初開花は8月9日とかなり遅くなりました。9月になってやっと2輪咲きを見せてくれました。


500 イノセンス20番花 Dsc03535.jpg


 白のイノセンスは、7月4日が初開花でした。何度も多輪咲きを見せてくれた、嬉しい品種でした。

 写真は9月11日。18番花・19番花・20番花の3輪咲きです。


500 コロラータ Dsc02261.jpg


 コロラータはアフリカ・タンザニア産の原種の熱帯性スイレンです。

 この品種も今年は花が遅く、8月2日が初開花でした。

500 ピーチ・ブロウ Dsc02442.jpg


 ピーチ・ブロウは今年新しく入手した品種なのですが、蕾を持ってもなかなか開花までに至らず、腐ってしまう蕾が続出しました。

 せっかく、生長し始めていたのに、今日も蕾が2つダメになっていました。(>_<。。)

500 オーガスト・コッホ15番花 Dsc03611.jpg


 そんななか、オーガスト・コッホは順調に咲いてくれた品種でした。

 ただ、開花初日は殆ど午前中で花が閉じてしまうので、開花初日の姿を撮るチャンスの少ない品種です。

 この写真は15番花です。タイミングよく初日に撮影できました。

 
500 アルバート・グリーンバーグ2番花 Dsc02507.jpg


 アルバート・グリーンバーグは、ブログを通じて知り合った方に、今年いただいた品種です。

 花弁元が薄い黄色で花弁先にいくほど濃いオレンジピンクとなる複色系の品種です。本当に美しい品種なのですが、こちらもかなりの数の蕾を腐らせてしまいました。残念です。

500 ピンクパール11番花 Dsc03532.jpg


 ピンク・パールも、7月に新たに入手した品種です。

 こちらは、殆どの蕾が咲いてくれました。今日は13番花が咲いています。

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消える静岡市の映画館街 [靜岡の映画館]

 「静岡市七間町にある映画館街から、興行会社・静活の経営する映画館が消えてしまう」という話を聞いたのは2年ぐらい前だったと思います。

 このブログを始めたキッカケのひとつでした。



 それから、意識的にシネコンではなく、静活系の映画館に通うようになりました。

 映画鑑賞が第一の目的でしたが、それと同時にそれぞれの館の隅々まで、どんな内装なのかを確認するようになりました。


 私が静活の映画館によく通っていたのは、20年以上前です。確認するようになって気付いたのは、当時と比べて外装は大きく変わっていませんが、内装はかなり何度も変えられてきたという事です。

 以前は入れた場所、通じていた通路、或いはスペースも改装に改装が重ねられ、悲しいぐらいに変化していて、呆気にとられた部分もありました。

 そんなことに気付けば気付くのほど、もう昔の映画館ではないんだと、思い知らされました。

 シネコンの清潔さや新しさとは違う、映画館の持つ独特の落ち着き、建物自体が醸し出す雰囲気や味わいも、改装に伴い失われてしまっていたように感じました。



 たしかに、今年の10月初旬に映画館は閉館してしまいますが、私の思い出の中では既に殆どの映画館は終わってしまっていたのです。

 営業を続けていく上で必要な改装であった事は理解できますが、どこか観点が違うんじゃないかと疑問に思う改装が重ねられてしまったように、私には感じられました。

 結局、このブログで書くつもりだった映画館の思い出も、記事にすることなく、ここに来てしまいました。あの頃は、こんな風になっていて、とっても雰囲気が良かったのに・・・、なんて愚痴めいたことは書きたくなかったからです。


 先日、当時の映画ファンのサークルなどについて、少し取材を受けて思い出したのですが、まだまだあの頃は、映画そのものも、映画ファンも、そして映画館という建築物も、幸せな時代だったんだなと、思い知らされました。


 昔 東銀座にあった 改築前の「東劇」のフィナーレみたいなことを、静活もやってくれないかな、なんて思います。

 東劇閉館の頃は、まだ映画館と観客の間に、とても素敵な関係が維持されていた。私は改築前の「東劇」のフィナーレに接して、映画が好きで幸せだなって、心から思ったものでした。
 
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